​高島登美枝（コンサルタント・音楽起業アカデミー主宰）

　大阪府豊中市出身。4歳からヤマハに入室、6歳から個人教室でピアノを学ぶ。
　弁護士を目指して難関中高でトップの成績をおさめる10代を送るも、東大受験に失敗、いやいや進学した早稲田で鬱になる。自殺寸前のどん底で、自分が本当にやりたかったことは音楽だと悟り、自分の人生を生きるため、自分を生かすために、音楽家としての人生を選び直す。
　20歳過ぎ、下宿にピアノなし、親の援助なし、音楽界での人脈なし、非音大卒という五重のハンデを全て覆して、20代から音楽だけで経済的自立を達成。現在、昭和音楽大学非常勤講師、同音楽・バレエ教室講師（いずれも公募採用）。
　異なる教授法を弾き分けられるバレエ・ピアニストとして、英国ロイヤル・バレエ団、マリインスキー劇場バレエ団、ワガノワバレエ学校、パリ・コンセルヴァトワールなど世界の超一流バレエ団・バレエ学校のダンサー・教師の来日講習会で伴奏を担当。声楽伴奏では、スカラ座の名メゾ・ソプラノ、F. コッソット女史のイタリアでのマスタークラスの公式ピアニストを務めている。
　2016年に東京藝術大学大学院に入学。19世紀バレエと劇場政策の研究により2023年３月同大学院から博士学位を授与される。
　2018年から東京・浅草でピアノ教室を開講。オンラインによる生徒募集で、近隣はもとより日本各地やカナダからも生徒の集う満室の教室を築く。
　2023年にコンサルタント・デビュー。クラシック音楽家のキャリア構築をサポートしている。