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​Profile

高島登美枝 Profile

学歴 Academic Background

大阪府豊中市出身。

4歳からヤマハ音楽教室幼児科で音楽基礎・ソルフェージュを学ぶ。
6歳からピアノを大森孝子、横浜柾子の各氏に師事。

豊中市立上野小学校在学中に弁護士を志し、国立大阪教育大学附属池田中学校、同附属高等学校池田校舎、早稲田大学法学部に進学。
 

早稲田大学卒業後、音楽への情熱をあきらめきれず、昭和音楽大学の併設校である東京声専音楽学校(のちに移転に伴い昭和音楽芸術学院と改称、2007年3月閉校)に進学。同校音楽科声楽コース首席卒業(優等賞)。

昭和音楽芸術学院研究科オペラコース進学後、ピアノコースに転科、同研究科ピアノコース修了。

2015年9月、社会人として仕事を継続しながら東京藝術大学大学院音楽研究科音楽文化学専攻に合格。
2018年同大学院
修士課程修了。大学院修了生総代、大学院アカンサス賞受賞。

2023年同大学院音楽研究科後期博士課程を修了。学術博士。

博士学位論文「マリウス・プティパのインペリアル・スタイル――ツァーリズム化したロマンティック・バレエ――』
 
上京後はピアノをカールマン・ドラフィ(短期)、米山秋子、高橋美幸の各氏に、伴奏法を金井紀子、平島誠也、水谷真理子、ダルトン・ボールドウィン(短期)の各氏に師事。
現在は大野眞嗣氏のもとで、ネイガウス派ロシア奏法をベースとする大野ピアノメソッドの研鑽にいそしんでいる。

 

​ロシア語をオリガ・​タラルイキナ女史に師事。
 

日本演奏連盟会員。
舞踊学会会員。
日本音楽学会会員。

 

職歴 Employment History

・(株)東京音楽センター(1992-1997、ブライダル奏者、奏者養成講師)
・昭和音楽芸術学院非常勤嘱託(1998-2007、バレエ伴奏、ミュージカル伴奏、オペラ伴奏)

・昭和音楽大学附属音楽・バレエ教室講師(1995-現職、ピアノ選科、ミュージカルコース伴奏、バレエコース伴奏)
・昭和音楽大学非常勤講師(2001-現職、バレエ伴奏)

・オペラサロン・トナカイ(2003-2009、声楽伴奏)

・東京バレエ劇場附属バレエ学校(2004-2021)
・(公財)スターダンサーズ・バレエ団ピアニスト(2006-2019)
​・東京藝術大学ティーチング・アシスタント(2018-2021、大学院音楽文芸研究室)

 

演奏歴 Music Performance Experience

昭和音楽芸術学院在学中から、声楽伴奏を主軸に演奏活動を展開。
声楽家個人リサイタルの伴奏、日本音楽コンクール等コンクールの伴奏の他、堀野浩史氏(奏楽堂日本歌曲コンクール優勝者)をはじめとする声楽家のレッスンの常任伴奏、オペラサロン・トナカイ(岩本町)のアーティストとして活躍。
国技館5000人第九・鶴見大学女声合唱団等の合唱伴奏、岡田事務所などのオペラ公演で音楽スタッフを務める。

'94年に夏にイタリア・ガルダ湖畔で開催された故フィオレンツァ・コッソット女史による声楽マスタークラスで公式伴奏者を務める。この際、女史と夫君イヴォ・ヴィンコ氏から、「言葉と呼吸に配慮し、楽曲構成力豊かな伴奏」との評価を受ける。

コレペティトール高島登美枝コッソット夫妻と共に

F.コッソット女史、I.ヴィンコ氏とともに

'97年からはバレエ伴奏にも携わる。
各国のメソッドを歴史的経緯から理解して弾き分けることができるピアニスト、クラシックだけでなくとしてキャラクテールやマイム(アクチョール)のクラスにも対応できるピアニストとして、来日ダンサー・バレエ教師から深い信頼を寄せられており、全国各地で開催されるバレエ講習会でなくてはならない存在となっている。

リハーサル・ピアニストとしては、古典バレエ作品のみならずバランシンやチューダー、ビントレーら現代バレエ作品のリハーサル伴奏にも携わっている。オペラ伴奏の経験に基づく演奏力と対応力、振付への文化的・歴史的背景からの理解、現場をスムーズに進行させる能力に対して、内外のバレエ・マスターやミストレス、ダンサーらから高い評価を得ている。

バレエピアニスト高島登美枝

V.シローチン氏(マリインスキー劇場、ワガノワ・バレエ学校)と

公演リハーサル中

更にミュージカル伴奏、ブライダル演奏、ラウンジ演奏を通じて、ポピュラー音楽にも活動領域を広げている。
この分野では、ピアノの他にシンセサイザー演奏も得意としている。

高島登美枝ポピュラー演奏

​ライブ演奏中

研究歴 Research Experience

研究者としては、音楽学・舞踊学の学際的分野の研究者として、バレエ教授法と伴奏についての研究論文、および19世紀バレエに関する研究論文を執筆している。


サブの研究テーマには「歌曲・オペラと詩」を掲げ、主に日本歌曲と近代日本史に対する論考の執筆にも携わる。

研究者高島登美枝

​七月王政期のバレエ音楽と《ジゼル》についての研究発表中

事業歴 Business Experience

個人としての演奏・研究活動と並行して、夫である声楽家・小迫良成(藤原歌劇団団員・日本演奏連盟会員)と共に、2009年にオフィス《スタジオかのん》を発足。東京下町エリアを拠点に、音楽と地域の繋がり、音楽による社会貢献、クラシック音楽の社会との共存を目指して、オペラ、コンサート、ワークショップの企画制作、音楽教室、音楽起業コンサルティングなどの事業を開始。

2011年、占いと心理のスクール「アカデメイア・カレッジ」を修了、認定フォーチュン・カウンセラー(占い師)となる。

2019年から元ジュリアナ女王「荒木師匠」こと荒木久美子女史にビジネスとビューティアップを師事、美女活トレーナーとなる。

2023年、博士学位を持つコンサルタントとして新たな一歩を踏み出す。

プロデューサー高島登美枝

​WFP(国連世界食糧計画)への連続チャリティ―演奏会企画ARTS & HEARTS PROJECT
​募金総額100万円突破時の報告 

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